クロームメッキの工程-素地準備
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メッキ工房ではお客様からお預かりした素材をお客様ごとのバスケットに入れ管理しています。通常同形状のパーツ毎に施工していく方が効率がいいのですが、
バスケット単位でメッキ処理を行っていくことで細かなパーツ等が混ざってしまうことを防止しています。
素地準備の第一歩は各パーツの素材の確認を行うことから始めます。基本的にメッキ依頼されるときにお客様の方で素材を申告して頂いておりますが、念のために当方でも再度、素材の調査を行っております。
メッキは少しだけ剥がれたからといってその部分のみを上からメッキすることはできません。メッキがかかっている素材は塩酸水溶液につけてクロムを溶解させる科学的方法・水酸化ナトリウムや苛性ソーダ水溶液につけて電解する電気化学的方法・研磨機によって剥がす機械加工 のいずれかの方法でメッキを除去してから行います。
また、メッキがしていない素材の場合でもメッキがきれいにのるように素材表面の平滑処理を行います。
最後に素材についた細かい汚れや薬品・油脂を完全に洗い流して素地の準備は終了です。
クロームメッキの工程-クロームメッキ
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素地の準備が整いましたら、形状に合わせた治具をつけていきます。複雑な形状の素材の場合、治具のかけ方を誤ると角部には厚くつきバリが出やすくなったり、逆に隅部にはメッキが付きにくくなってしまします。複雑な形状の素材には治具を制作する必要がある場合もあります。
メッキ工房ではクロームメッキを施工する前に下地メッキとして銅メッキを施しています。
銅メッキを下地とすることで素材との密着性を上げることができ、またクロームメッキ完成後により深い光沢を得ることができます。
その後クロームメッキを施工していきます。
メッキの手入れ
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しっかりと施工されたクロームメッキは上質な光沢をもちビジュアル的にも優れていますが、それだけではなく 優れた耐久性・耐摩擦性・耐腐食性を持っています。また上質なメッキを施したものは防汚効果も優れていますので多少の汚れであれば高圧洗浄機ややわらかいスポンジなどで拭いてやればきれいに除去できます。
しかし使用環境によってはその性質もだんだんと劣化していくことは避けられません。見た目には非常にきれいな鏡面仕上げになっていても極微細なピンホールが発生していてそこから侵入した水分でサビが発生することもあります。そのサビを放置しておきますとピンホール自体がだんだんと大きくなって目立つようになってしまします。
メッキパーツをいつまでも美しく保つには表面をしっかり脱脂した後、防錆剤を含んだメッキ保護剤を使うとよいでしょう。